メダイとも呼びます。体表にものすごいぬめりのある魚で、釣り上げた時など、そのぬめりが衣服などにつかないように。手カギでもって針を外すといった容量が必要な魚です。
ポイントは沖合の瀬。地蔵埼からおよそ30分走ったところ。通称60メトルラインと言っている瀬。隠岐の島に向かって、地蔵埼から40分ほど走ったところの、通称70メートルラインの瀬。そこから隠岐の西郷方向へ40分ほど走ったところの韓国沈船。そこからまた40分ほど走ったところの空港前。ここはもう隠岐道後のすぐ南に位置する人口の瀬です。他には港から東へ1時間ちょっと走ったところ、赤崎沖約20ッキロほどのところの大正瀬といったところがポイントです。
水深が90~100メートルくらいです。仕掛けは8~12号ハリスのサビキ仕掛けに底籠です。竿は船竿の150~200号、重りも100~200号。電動リールを使います。爺ちゃんは【ミヤマエ】の電動リール2台を使ってました。エサは主にサンマの切り身、ほかには、ホタルイカなどを使います。エサを付け、いったん底まで落とし撒餌を撒いて当りを待ちます。
始めのころは底、時間がたつにつれ当たりが出る棚が浮いてきます。中層で釣れたりそこで連れたりいろいろですので、棚を取るのが結構難しいしいところがあります。当たりは強烈。竿が折れるのではと思うほど。竿先が海中に突っ込みます。あとは電動リール任せで上げて来ます。最後の最後まで強烈な引きがあります。
水面に頭を出せるようになったらタモで取り入れます。大きさが50~90センチほどあります。出港前に製氷会社に行き。イグロの大型クーラーに氷を一本分砕氷にしてもらい詰めて出ます。一つは空のクーラーで、釣り上げたら空のクーラーに血抜きをしたダルマを入れていき最後には氷を入れていったクーラーにといった具合です。なんせ大きい魚ですので大型クーラー2個が必要です。
1匹あれば我が家では食べきれない大きさですので、あとはいつもに市場に下ろしていました。だいたい2万~4万円といったところ。
いまではお寿司屋さんのネタによく使われます。主にお刺身。塩焼きといったところでしょうか。アラの吸い物味噌汁も良いですね~。頭を薄塩して一晩おき、それを焼いて食べると最高です。